冷蔵庫市場も同じく、上半期の販売台数が前年同期比2.7%増の1856万台、小売売上高が同5.5%増の498億元だったが、オフライン市場の販売台数が同4.4%減となった。中では、給湯器市場のオフライン販売台数の下げ幅が最も顕著で、前年同期比9.7%減となった。
この他、電磁調理器、電器圧力鍋、ジューサーなどを含む小型家電市場のオフライン業績も芳しくなかった。データによると、小型家電製品のオンライン成長速度が60.7%に達しており、オフライン市場への衝撃がなお大きく、オフラインの販売実績が前年同期比3.2%減となった。従来ルートに対する新ルートの衝撃が一層加速し、オフライン市場のプレッシャーは1、2級市場から3、4級市場へ波及するだろう。
家電業界のEC商戦が激化する一方
オフラインの不振ぶりと打って変わって、家電類製品のオンライン販売が著しく発展し、上半期の家電業界の業績拡大に大きく寄与した。