上海市で先ほど開かれた国際マタニティ・ベビー用品展示会において、日本の商社・西澤株式会社の太田裕人氏は、中国オンラインマタニティ・ベビー用品ブランド「爸爸的選択」(父の選択)に代理販売の申請を行った。中国産紙おむつを日本に輸入し、東京のチェーン店で販売しようというのだ。
この誕生したばかりの国産紙おむつには、海外市場が重視するどのような魅力があるのだろうか。太田氏は、「この紙おむつは品質基準を完全に満たしている。非常にシンプルなデザインは、質素を重視する日本の美学およびデザインの理念に合致する。グーグルとSNSで調べたところ、同ブランドは海外でも高い知名度を持つ。まさに当社が探し求めていた高品質のブランドだ」と話した。
同ブランドの王勝CEOは誇らしげに、「原材料はすべて世界トップクラスのサプライヤーから仕入れている。その中には、高分子吸収体SAPの製造メーカーである住友精化やサンダイヤポリマーが含まれる。当社は専門的なR&Dセンターを設立し、紙おむつの構造の改善と設計を行っている。吸水性・通気性・快適性といった総合的な性能は、市場のトップレベルに達している」と語った。