第2四半期の不動産市場は、1級都市と2級都市の価格上昇が顕著になっている。1級都市と2級都市の平均成約価格は両者ともに歴代最高を記録した。一方、3級都市では在庫の削減が進められており、平均成約価格は前期比でやや減少した1~3級都市での商品住宅の成約面積はそれぞれ1225万平米、4209万平米、923万平米で、前期比でそれぞれ68.4%、43.8%、66%の増加となった。前年同期比では83.6%、39%、54.8%の増加だった。
第2四半期における1級都市の成約数は、前年同期比・前期比ともに過去最高の伸びとなっており、成約面積は2012年の第4四半期の1216万平米を超し、5年来で最高となった。平均成約価格も史上最高値を記録した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月10日