日本の内閣府はこのほど、6月の景気動向指数(CI、2010年を100とする)を発表した。経済の現状を反映するCI一致指数は前月より0.7ポイント上昇し120.0となり、1カ月ぶりに改善された。
これは自動車や携帯電話の生産と出荷の緩やかな回復が主因だ。しかし改善が小幅であったため、内閣府は景気の基調判断を「足踏みを示している」に据え置いた。
数カ月後の経済動向を示すCI先行指数は1.2ポイント上昇の107.2で、4カ月連続の改善となった。各種指数は生産・消費などの経済データの総合的な計算によって導き出されており、遡って修正を行うことから、増減の幅に変化が生じる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月11日