中国環境保護部(環保部)は先ほど、グリーンGDP計算基準の制定を完成し、安徽省、海南省、四川省、雲南省、深セン市、昆明市、六安市という7つの地区で試験的に実施することを確定した。
今年1月1日に施行された新環境保全法で、地方政府が管轄地域の環境改善に責任を負い、資源・環境負荷モニタリング・早期警戒システムを構築し、環境保全目標責任制と評価・査定制度を実施し、経済政策の制定で環境への影響を充分に考慮することが求められている。
環保部は3月末、グリーンGDP研究プロジェクトを再開し、資源消費、環境被害、生態系保護による利益といった生態文明建設の状況を反映する指標を経済・社会発展評価システムに組み入れることに取り組んできた。