通信販売産業アナリストの魯振旺氏は、「アリババの株価が過去最低を記録したことは米国株式市場が全体として思わしくないことと関係があるが、これは主な原因ではない。根本的な原因はアリババの株価収益率(PER)が低下していることにある。アリババがさきに公表した第1四半期(1-3月)の財務報告によると、アリババは営業収入の伸びが鈍化して過去3年で最低を記録し、PERは28%にとどまった。これは京東のほぼ半分だ。アリババの業績はアナリストの予想に達しておらず、これと呼応するように、収益率も低下していく」と分析する。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年8月24日