見た目がベイマックスに似ているロボットに助けられ、自分の左足を蹴り出すことができた脳卒中患者の鄭桂栄さん(77)は、8ヶ月間麻痺していた足が再び言うことを聞いたことに驚き、「心の中で念じると、足を持ち上げることができた」と話した。
天津大学が開発に成功した、念じることで制御する人工神経リハビリロボットシステム「神工2号」が8月20日、山東省煙台山病院で臨床応用の段階に入った。天津大学神経工学チームの責任者である明東教授によると、神工2号は1号と比べ、技術、センシングモード、ソフト設計、応用方法などに大きな変化が生じた。最も重要なのは脳の状態の情報を解読する部分で、患者の個人差が激しく適用性が低いという難題が存在する。神工2号は安定度の高い模型更新プランを採用している。ロボットはマン・マシンインタフェースによって患者の個人データを蓄積し、改善と更新を続ける。これによってシステムの信頼性と正確性が大幅に向上した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月25日