中国交通運輸部の発表によると、2015年7月の旅客・貨物輸送量(道路、鉄道、水路を含む)はそろって伸びが加速した。主要港湾の輸出入貨物取扱量も引続き好転した。
また、交通分野の固定投資は増加傾向を維持した。1-7月期の伸び率は前年同期比8.4%増の1兆2089億元となった。うち鉄道は同8.1%増の3195億元、道路は同9.0%増の8036億元だった。
■旅客輸送量は安定推移、鉄道で高い伸び
7月の旅客輸送量は、鉄道、道路、水路の合計で同0.8%増の延べ19億人だった。前月の0.2%減から好転した。うち鉄道旅客輸送量は同11.5%増加し、伸び率も1.8ポイント拡大。一方、道路は同0.6%減、水路は同3.2%減。減少率は道路が0.8ポイント縮小、水路が2.5ポイント拡大した。
1-7月の累計で旅客輸送量は同0.6%増の延べ127億4000万人。うち鉄道、道路、水路はそれぞれ9.4%増、0.5%減、同3.7%増。