証券業界:業界のトップ企業にもメス
8月25日の夜、中信証券の徐某を始めとする8人が、違法な証券取引活動をした容疑で、公安から任意の取り調べを受けた。メディアは消息筋の話として、徐某というのは中信証券執行委員会委員で董事総経理の徐剛だとしている。他の7名は、中信証券執行委員会委員の葛小波と劉威、中信証券権益投資部行政担当の許駿、証券金融業務線行政担当の房慶利、中信証券金融業務線の姚傑、中信別類投資部の汪定国、董事会弁公室副主任の梁鈞とされる。
8月25日に数名の幹部と社員が公安局に任意の取り調べを受けたことに関し、中信証券は8月31日に事実を認めた上で、調査は現在進行中であり、同証券が調査に積極的に協力していると発表した。同証券は調査に積極的に対応しており、各業務、特に革新的業務に存在する問題を調査し、深く反省し、厳粛に改善に取り組むとしている。
また海通証券、広発証券、華泰証券、方正証券も、証券監督管理委員会から調査されていることを明らかにしている。その理由はいずれも「顧客審査を規定通り行わなかった疑い」である。