インフロント・スポーツ・アンド・メディア、レアル・マドリードへの出資に続き、大連万達は6億5000万ドルでアメリカのワールド・トライアスロン・コーポレーションを買収した。全株を取得。これにより同社は世界最大のスポーツ企業となる。 2007年から万達は、文化や観光へと事業の舵を切っている。今回のワールド・トライアスロン・コーポレーション買収により、スポーツ産業への転身へさらに実質的な推進力を持った。
董事長の王健林氏は、「計画に基づき、今年の下半期はさらに1社のスポーツ企業を買収するかも知れない。今のところ世界的に有名なスポーツプロジェクトは全て欧米企業の手中にある。人々に認められるスポーツプロジェクトを新しく作り、それを競技活動にしていくのは非常に難しいことだ。
万達がスポーツ事業をする際は、基本的に買収という手段を採ることになる」と述べている。これらの買収を通じ、同社はすでに競技活動の開催や選手のマネジメント、競技活動の営業や中継など、スポーツ事業を多面的に展開している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月1日