分析によると、韓国の中国輸出市場の金額が増加しているのは、最大の輸出商品である半導体と一部の消費品の輸出が増えたことにある。DRAMの輸出は前年同期比で16.7%増となっており、輸出減の続く韓国にとっては明るい兆しである。中国輸出市場に占める韓国のDRAMのシェアは年々増大しており、50%近くに達している。
韓国貿易協会北京代表処は、半製品を主とした加工貿易の輸出が芳しくない中、韓国の化粧品や食品、飲料などの消費品が対中国輸出で増加しており、中国の製品市場開拓にとって大きな意味を持つとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月2日