国務院、投資と起業の2方向で経済刺激策 

国務院、投資と起業の2方向で経済刺激策 。

タグ: 経済刺激策 

発信時間: 2015-09-06 10:06:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

全体的に見ると、固定資産投資プロジェクトの比率調整は、合理的に投資のハードルを下げたものだと言える。投資能力を向上させ、有効な投資が増加することで、公共的商品やサービスなど発展に必要なものを素早く補充させるからである。この改革を通じ、構造の調整と民生の改善を実現させることができる。また今回の会議では確定しなかったものの、鉄鋼やコンクリート、アルミ、コークス、多結晶シリコンなど生産過剰な業種に関しては、厳格に30~40%の高い資本比率を要求する予定だ。硬軟織り交ぜた政策を通じて、合理的な投資構造を促進させ、発展を強固なものとする。

相乗効果の基金 起業・イノベーションの振興策として会議では、中央財政から150億元を出資することを決定した。イノベーションのメカニズムでレバレッジ効果と相乗効果を発揮させるもので、民間企業と国有企業、金融組織、地方政府の参加を促し、総額600億元の国家中小企業発展基金を設立する。

中国国際経済交流センター諮問研究部の副部長である王軍氏は、中小企業の持つ敏捷性が市場の供給と多様化を担保してくれるとした上で、「小企業は苛烈な市場競争の適応に慣れており、これらの企業は自分たちの利益を上げていくと同時に、大企業のイノベーションとモデルチェンジを促していくことになるだろう」と述べる。

 

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