中国の習近平国家主席が9月下旬に訪米を控える中、全世界が中国の経済成長に注目している。米国メディアの9月14日の報道によると、中国の対米投資は過去最高水準に達している。中国の投資は米国の50州のほぼすべてに向けられており、食品生産、不動産、映画館、エネルギーなどの各分野を網羅している。
米商務省経済分析局の統計データによると、中国の2014年の対米投資は95億ドルに達し、2002年の3億8500万ドル、さらには2010年の33億ドルを大幅に上回った。米調査会社Rhodium Groupと米中関係全国委員会が今年上半期に発表した報告書によると、米商務省のデータは中国の投資額を過小評価しており、中国の2014年の対米投資は120億ドルに達する可能性がある。
Rhodium Groupの報告書によると、中国の2015年上半期の対米投資は過去最高の64億ドルに達し、うち過半数が不動産業やホテル業に向けられた。
上述した報告書によると、中国の投資を受けた企業は2000年以来、計8万人の従業員を雇用している。中国から最も多くの投資を集めた州はカリフォルニア州の59億ドル。テキサス州は56億ドル、ノースカロライナ州は36億ドル、イリノイ州は40億ドル、ヴァージニア州は22億ドル、カンザス州は20億ドル、ニューヨーク州は38億ドル、マサチューセッツ州は20億ドル、ミシガン州とオクラホマ州はそれぞれ16億ドル。ニューヨーク市は22億5000万ドルで、シカゴ市の30億ドルに続いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月15日