タイの中国大使館によれば、第7回会議は中国国家発展改革委員会の王暁涛・副主任とタイ運輸省のアーコム・運輸相の主宰で11~12日に開かれた。中国側が提出した第1期工事F/S報告書と、第2期工事F/S作業の実施について、意見を交換した。第1期工事F/S報告書の高い質をタイ側が高く評価。中国側は10月15日までに第2期工事の技術・経済調査結果を提出する予定。
また、政府間の鉄道建設協力枠組み協議書の文面についても合意し、次回の会議で調印する運び。枠組み協議書は、実務的な交渉や融資交渉の基盤と根拠となる。中国鉄路総公司とタイ国鉄は早急にSPV覚書、出資契約を作成する。双方は緊密に連携して作業を進め、中タイ鉄道の年内着工を目指すとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月15日