●アウディRS、強靭な常時4輪駆動システムAWD
アウディRSシリーズの初期モデルとなる「RS2 アバント」は、アウディとポルシェが共同で研究開発を行い、部品の提供をアウディが、全面チューンアップをポルシェが担当。この自動車の誕生も、高性能自動車業界でのアウディの地位を確立した。「クワトロ(quattro)」とはイタリア語で「4」の意味だが、アウディによると、そのほかにも「4輪駆動システム」の意味を持たせており、クワトロは社名と同社の4輪駆動技術を表している。アウディは乗用車で世界トップの4輪技術を有し、RSシリーズが常時4輪駆動システム(AWD)を採用する一方、メルセデスベンツAMGとBMW Mは後輪駆動だ。
全体的にみると、ドイツ車が今回紹介したブランドを含め、独特の性能と魅力的な特色を備えているが、日本車には強烈な個性のあるブランドが欠けており、そこに日本車がドイツ車に勝てない根本的な原因があるようだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月17日