記者会見の現場
9月16日に開かれた国務院新聞弁公室の記者会見で、国家発展改革委員会(国家発改委)の連維良・副主任は経済体制改革をめぐり、重要課題の進ちょく状況や成果を説明し、国内外の記者からの質問に答えた。連副主任の発言は主に以下の通り。
改革の推進には、開放的な経済新体制を構築し、より法制的な、グローバルな経営環境を作り上げることが重要課題の一つ。より多くの海外投資家に改革のメリットを享受させることが、改革の出発点ともいえる。一連の改革を遂行するなか、その効果は徐々に表れている。
外商投資への管理体制改革を一段と推進した。今年3月に公布された「外商投資産業指導目録」で、外資に対する参入規制が大幅に緩和。「制限類」項目数は以前の79から38に減少し、「禁止類」項目数は36まで削減。また、合弁・資本提携に関する規制項目数は43から15に減らされ、「許可類」項目では外資の出資比率に対する規制が撤廃。外商投資の管理に関しても、全面的な許認可制から、届け出制と限定的な許認可制を組み合わせた方式に移行している。95%以上の外商投資プロジェクトは届け出制の管理方式が適用される。