顔認証技術の故宮博物院進出に向け、双方の交渉が始まっている。楊氏によると、ネットワークカメラの顔認証技術により、故宮博物院でヌード写真を撮影したり、銅器などの文化財に落書きをする観光客の身分を瞬時に特定できる。楊氏は、「故宮の門から出ないうちに、特定することができる」と話した。
◆Wi-Fiルーター、スマート家電をコントロール
「インターネットプラス」により、私たちの生活がより安全になる。
展示されたスマートWi-Fiルーターは、家にあるすべてのスマートデバイスとリンクする。ユーザーは携帯電話を使うことで、室内の気温や湿度、施錠状況をいつでも調べることができる。また、事前にエアコン、給湯器、照明などの電源を入れておくことが可能だ。
中国科学院のヘルスケアデバイスの展示ブースでは、コードレスで心拍数、呼吸、睡眠の質を調べることができる装置が展示された。枕の中に圧電センサーを取り付ることで、人のかすかな電圧の変化を自動的に記録し、ネットワークを使いリアルタイムのデータ記録を行う。担当者は、「精度はスマートブレスレットの数倍で、病院で睡眠の質を調べる際に使う10−20本のコードを使う必要もない」と紹介した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月21日