インドはこのほど、観光地の入場料を12年ぶりに一斉に引き上げた。これまでと同じく、インド人と外国人では料金が大きく異なる。新華網が報じた。
インドの観光地の入場料がインド人と外国人で大きく異なるのは言わば「伝統」となっている。インドの観光地はほぼ全て歴史的遺跡で、インド考古学研究所が統一して入場券の発行、入場料による収入を管理している。
インド考古学研究所は今回、A類遺跡の入場料を、インド人の場合10ルピー(約18円)から30ルピー(約54円)に、外国人の場合250ルピー(約455円)から750ルピー(約1360円)に引き上げた。