中国の高速鉄道については、先進技術、安全、信頼、コストパフォーマンスの高さなど総合的に優位な状況で、インド当局が以前から注目している。ただ、フィジビリティスタディを経て最終的に建設の権利を得るには、多くの手続きが必要となるため、時間と労力がかかる上、日本などとの激しい競争にも直面する。
日本は中国より数十年早くインドの鉄道市場に参入。インド初の高速鉄道プロジェクトでイニシアチブを取り、信頼性のある成熟した高速鉄度技術と手厚い融資条件を備えている。さらに、インドで高速鉄道鉄道の計画がまだない頃に日本が手助けをしたため、フィジビリティスタディの分析をインド側は拒むことが難しいという。
インドの高速鉄道3路線対し、3カ国がフィジビリティスタディを行えば、多国間の競争が起こるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月28日