41個のコンテナにぎっしり積まれた欧州の貨物が6日午後、初めて列車によって成都市に運ばれた。中国と欧州を結ぶ鉄道貨物定期便「蓉欧快鉄」が、2013年の開通以来、初めて双方向の運行を実現した。
同定期便は国を跨ぐ輸送ツールで、成都青白江コンテナセンター駅を出発し、宝鶏と蘭州を経由し新疆ウイグル自治区阿拉山口から出国する。カザフスタン、ロシア、ベラルーシなどの国を経由しポーランドのウッチに到達。全長は9826キロ。
欧州から戻ってきた列車には、ビール、飲み物、ビスケット、ミネラルウォーターなど、欧州で人気の日用品が積まれていた。四川省の人々は省外に出なくても、コストパフォーマンスの高い本物の欧州製品を購入できる。