省エネ・新エネ車産業発展計画の発表以降、成し遂げた数々の成果を馬副総理は高く評価した。それと同時に、今後の課題やリスクを分析。馬副総理は新エネ車産業の発展を「川を遡る舟」に例え、前進しなければ後退を余儀なくされるため、「スピード感と責任感をもって取り組むべきだ」と指摘している。具体的には、◇電池技術を中心とする産業の成長路線を描き、リチウム電池の技術向上、研究・開発とテスト施設の拡充を進め、早急に技術的な突破を目指す、◇省エネ・新エネ車の普及を制約している充電施設の整備を推進し、整備計画と統一基準の策定を急ぎ、政策支援を強化し、将来のニーズを見越した充電インフラシステムの構築を加速する、◇地方保護主義を打破し、購入規制や通行規制を撤廃する、◇品質と安全面の監督・管理体制を強化する、◇統一的かつ開放的で、秩序のある競争市場を創出する、◇企業成長の内在的な原動力を生かし、燃費管理規定の策定や、燃費ポイント取引制度の導入など、奨励と規制を兼ね備えた制度を形成する--ことを挙げた。
全国政治協商会議の副主席で、中国科学技術部の万鋼部長、国務院関連部署や一部省・市の責任者、重点企業、科学研究所と業界協会の代表などが会議に参加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月23日