中国経済の成長率「7%割れ」をどう見るか

中国経済の成長率「7%割れ」をどう見るか。

タグ: 中国経済成長率

発信時間: 2015-10-28 15:20:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国内外の多重的な要素の影響を受け、今年第1-3四半期(1-9月)の中国の経済成長率は6.9%にとどまり、第1-2四半期(1-6月)から0.1ポイント鈍化した。第3四半期(7-9月)の成長率も6.9%と、四半期別GDP成長率では2009年第2四半期以来の最低値となった。これらのデータの発表は、市場の悲観的なムードと中国経済の見通しへの不安を引き起こしている。一部海外メディアは再び「中国経済危機論」を持ち出し、中国経済が不況と衰退に直面しつつあると報道している。だがこうした過度の不安と一面的な焦慮は、中国経済の成長の実際の状況に合致するものではない。

中国経済の成長率を客観的かつ理性的に捉えてこそ、中国経済の良し悪しをはっきりと知り、中国経済の進む方向をつかむことができる。

6.9%は、依然として目標の範囲内にある。今年の中国経済の成長目標は7%前後であり、GDP成長率を7%以上にしなければならないということではない。経済がわずかに下方に振れても、減速があまりにも激しいものでない限り、成長率の鈍化は受け入れることのできるものである。現在の6.9%という成長率は、予期していた合理的な範囲内にあり、慌てる必要はない。ここ3年の状況を見ると、中国経済の変動のスペースはますます狭まり、今年の第1四半期から第3四半期まで、GDP成長率はそれぞれ7.0%、7.0%、6.9%で、変動幅はいっそう縮小し、経済成長の安定性が高まり続けていることがわかる。

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