訪韓中国人客、5年後に3.5倍に
中国人客が韓国で料理を楽しみ、韓国人客が美しい風景を求め中国を訪れる。観光は中韓の経済・貿易関係の新たな注目点になっている。
中韓は2014年7月、2015年を「中国観光イヤー」、2016年を「韓国観光イヤー」にすると発表した。中韓双方の観光客数は2014年に延べ1000万人を超えた。中国人客は、韓国の観光業の発展にとって極めて重要だ。韓国観光発展局の統計データによると、訪韓中国人客は2014年に延べ612万人に達し、訪韓外国人客の43%を占めた。2020年には、現在の3.5倍ほどに増加すると見られる。消費面を見ると、訪韓中国人客の韓国での消費規模は30兆ウォン(約1800億元)以上に達し、韓国の小売市場の8%を支えている。新羅免税店の昨年の売上のうち、中国人客が63%を占めた。