中韓FTAが年内発効か
国交樹立以来、中韓の貿易総額は3000億ドル弱に達している。李克強総理は今回の訪韓前、『朝鮮日報』に掲載した署名記事の中で、「中韓自由貿易区の建設後、12兆ドルの経済規模を持つ巨大な市場が形成される」と特に強調した。
李総理は10月31日、韓国の朴槿恵大統領と2国間会談を開いた。両国首脳は国内の手続きを早期完了し、中韓自由貿易協定(FTA)の年内発効を目指し、かつ東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉を加速するため共に努力することを決定した。
国務院発展研究センター対外経済部主任の許宏強氏は記者に対して、「世界4位の貨物貿易国である中国、米国、EU、日本の間では、FTAが締結されていない。中国は世界一の貨物貿易国、韓国は世界9位の貨物貿易国だ。中韓FTAの締結は、貿易額、総合的水準、貿易の規模、自由化の程度が最高のFTAだ」と述べた。