「どこでも表示できる」時代の今、液晶パネル生産への関心が非常に高まっている。日本のシャープやソニーなどかつての液晶パネル産業トップ企業がここ数年は続けて損失を計上し、市場での地位を大きく下げた。一方で中国企業がそれを追い抜き、大幅な増産による世界制覇を目指している。
日本経済新聞の報道によると、京東方科技集団などの中国企業が大型工場を新設し、中国の液晶パネル出荷面積は2018年に韓国を抜いて世界首位となる見通しだ。
報道によると、当初は日本企業が代表的な液晶パネルとなる超薄型ディスプレイの生産でトップだったが、現在は熾烈な競争に直面。シャープなどの日本企業はすでに大型パネルから撤退し、中小サイズの製品に活路を求めている。