第13次五カ年計画は、スマート製造プロジェクトを実施し、新型製造体制を構築し、次世代情報通信技術などの産業の発展と拡大を促進するとした。
同計画は、次世代情報通信技術、ハイエンドNC工作機械およびロボット、航空・宇宙設備、海洋プロジェクト設備およびハイテク船舶、先進レール交通設備、省エネ・新エネ車、電力設備、農業機械、新材料、バイオ医薬および高性能医療機器という10大産業を列挙した。
同計画は、戦略的新興産業の発展を支持し、方向牽引と競争促進という産業政策の機能を生かし、国家産業投資促進ファンドの力をより良く発揮し、一連の戦略的産業を育成すると提案した。
情報化技術は、製造業の発展において重要な推進力を発揮する。同計画は、製造強国の建設を加速し、「中国製造2025」を実施し、製造業の分業化・細分化および緊密な協力の方向への発展を促すと提案した。また情報技術の市場・設計・生産などへの浸透を促進し、生産方法の柔軟・スマート・精密への転換を推進すると提案した。
同計画はまた、工業の基盤を固める取り組みをし、品質およびブランド力を高める行動を展開すると提案した。また企業が世界の同業者の基準に基づき技術改善に取り組み、全面的に製品技術、製造設備、エネルギー効率、環境保護などの水準を高めることを支持するとした。市場メカニズムの運用をより重視し、経済的・法的手段により余剰生産能力を解消し、政策による促進を拡大し、企業退出制度を整えると提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月4日