中国銀行業、「十三五」期に6つの項目に注力
中国銀行業、「十三五」期に6つの項目に注力。
タグ： 銀行業十三五計画
発信時間： 2015-11-06 15:40:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
「十三五」期間の課題について、廖副局長は、◇イノベーションと改革を一層重視し、資源の効率的な配置を目指し、民間資本の参入を促す、◇金融機関の経営・発展で特色化と差別化を図り、貸出構成の改善を推進する、◇ビッグデータ、クラウドコンピューティングといった情報技術を活用し、金融商品の充実化を図りながら、イノベーションの推進に相応するリスク管理力を整える、◇小規模零細企業、「三農」関連など弱い分野への金融支援強化や、地域の末端金融機関の合理的な配置を促す、◇グリーン経済、循環型・低炭素経済の発展をサポートし、省エネ・排出削減事業向け融資、炭素排出権の抵当融資、グリーン産業向け貸出資産の証券化といった金融分野のイノベーションを推進する、◇対外開放を一層拡大し、銀行の海外進出や、要件を満たした外国銀行の中国市場への投資と参入をサポートする、◇信用市場や、流動性リスクに対する金融機関の認識力、対応力を引き続き向上させ、全面的なリスク管理と情報安全管理システムを構築し、監督・管理の自主性と先見性を高める－－ことを挙げた。また、銀行内部の各部門や、監督機関と金融機関、監督機関同士の協調性を高め、金融サービスの質と効率の改善を図り、分野、業界、市場、地域を跨ぐリスクの監督管理を実現する。
金融体制の改革に関し、廖副局長は「資源配置の質と総合的な効率の改善を中心に、改革を加速させる。経済の「新常態」（ニューノーマル）に適合する金融のガバナンスシステム、サービス体制と発展モデルを早急に形成し、実体経済をサポートする力を一層強める」と語った。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年11月6日
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