今回の会議で、エネルギー・電力関連の投資がもっとも重要なテーマだ。シャリフ首相は、火力(石炭、天然ガス)発電、太陽光発電、水力発電、風力発電などの発電事業への投資を奨励する方針を示した。フセイン大統領は、同国が抱えている電力不足問題を徹底的に解決することが、ほかの分野への投資を誘致する前提条件であり、同国政府の経済政策で最重要課題になると述べた。
全体の投資環境について、フセイン大統領は「南アジア地域で最も投資の自由度が高い」と強調。外資の出資比率に上限がなく、減免税などの優遇措置も設けられているためだ。また、「中パ経済回廊」の工業パークに投資する企業には、手続きのワンストップサービスなど、追加の優遇措置もあるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月12日