中国は世界経済ガバナンスが国際構造の変化を適切に反映し、協調・協力・公平・均衡の精神を体現し、各国の広範な参加を確保すること、特に新興国と途上国の議席および発言権を引き続き増加する必要性を一貫して主張している。世界各国は大小、強弱に関わらず権限と責任を共に担い、権限に応じた責任という原則に従い、様々な世界的試練に協力して対処し、人類共通の利益を増進するべきだ。
オランダ国際関係研究所アジア経済シニア・フェローは「中国はアジアインフラ投資銀行の設立を提言したが、拒否権は求めず、世界各国に相当良い印象を与え、中国が責任ある国であり覇権を求めないことを世界に示した。アジアインフラ投資銀行の規約に関する全ての交渉においても、中国は良い姿勢を示し、欧州各国を含む各国の意見を求め続けた」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年11月15日