2015年アジア太平洋知識競争力指数が発表、北京は6位

2015年アジア太平洋知識競争力指数が発表、北京は6位。

タグ: アジア太平洋知識競争力指数 

発信時間: 2015-11-16 14:43:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2015年アジア太平洋知識競争力指数が、このほど上海市で発表された。トップ5は、イスラエル、シンガポール、ニュージーランド、中国台湾、東京の順となった。中国各地の知識競争力が全体的に向上し、上海は6位、北京は7位となり、香港は11位に浮上した。

上海市ソフト科学基地―知識競争力・地域発展研究センター、国際競争力センターアジア太平洋サブセンターが今年の同指数を導き出した。アジア太平洋の33の先進地域を19項目の指標で評価し、各地の知識資本を経済価値・国民所得に転化する能力を総合的に反映した。同指数は2010年より6年連続で発表されている。

上海は2014年から横ばいの6位、北京は順位を8位から7位に上げた。その他の9地域のうち、広東省の成長が最も著しく、順位を25位から14位へと上げた。重慶市と山東省は順位を2つ、湖北省は1つ上げた。天津市と遼寧省は横ばいで、順位を下げたのは江蘇省、浙江省、福建省のみ。

同指数が2010年に発表されてから、上海は大陸部で最も高い知識競争力を維持してきた。上海市ソフト科学基地―知識競争力・地域発展研究センター首席専門家の羅守貴氏は、「上海は『4つのセンター(国際経済、金融、貿易、航運センター)』の建設、産業のモデルチェンジ・アップグレードで大きな成果を手にした。知識密集産業の集積効果が顕著だ」と話した。

上海の1000人当たり自動車・機械工学就業者数は2位、1000人当たりIT就業者数、1000人当たり電子機器就業者数は3位、1000人当たりバイオ技術就業者数は6位、政府1人平均科学技術革新経費は4位。これは知識競争力の向上、革新への支援に対して大きな力を発揮した。

また今年のランキングで注目すべきは、創業型経済の発展を特長とするイスラエルが15位から首位に躍り出て、ニュージーランドが22位から2位に急浮上したことだ。創業型経済は力強い生命力を持ち、金融型経済ほど脆弱ではない。金融危機の時代は、理想的な創業の時代だ。イスラエルは金融危機と景気低迷から大きな影響を受けなかった。その証券市場も、先進国中で最も早く回復した。これは中国の知識競争力の向上に対する良き啓発となった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月16日

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