また、国家製造強国建設戦略諮詢委員会の予測によれば、2020年までに年産台数が1万台以上、生産高規模が100億元以上、国際市場で高い競争力を有するロボット企業2~3社が育成される。さらに、5~8つのロボット関連産業群を形成。2025年までに中国企業1~2社が世界ロボット産業の上位5社にランクインする。
「十三五」期間は、中国の製造業が構造転換とレベルアップを図る重要な時期だ。それと緊密な繋がりを持つ産業ロボットは発展の黄金時代を迎える。「中国製造2025」で定められた10大重点発展分野の一つとして、先行きが楽観されている。「十三五」期間に中国のロボット産業は年率で平均25%以上という急ピッチな成長を維持。また、コア部品、サーバーデバイス、センサー、人工知能といった関連産業群の発展を後押しする。サービス型ロボットの応用が広がるにつれ、関連分野の発展も加速し、短期間内に産業ロボット市場と匹敵する巨大な市場が形成される見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月17日