ロシア経済発展省の高官は16日(現地時間)、「日本が中国のシルクロード戦略に影響を受けて投資基金を創設し、その一部をロシアの極東開発に投資する可能性がある」と語った。
同省のヴァスクリセンスキー次官によると、日本の国際協力銀行のトップの話として「基金の規模は1100億ドルで、アジアのインフラ投資に用いる」と伝えている。一方、日本側も「基金の範囲は極東をはじめとするロシアにも及ぶ。興味深いプロジェクトがあれば資金を提供する用意がある」ことを表明している。
ヴァスクリセンスキー次官は「今回の日本の動きは中国のシルクロード戦略やアジアインフラ投資銀行の設立に刺激を受けたものだ」との見方を示した。。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月17日