中国の経済成長の安定性と持続性に、世界から高い関心が寄せられている。中国の経済成長は世界にとって非常に重要ではあるが、中国に世界が過度に依存すべきではないと楊晨氏は指摘。「中国が急速な経済成長を成し遂げる一方で、 世界産業バリューチェーンにおいては依然として中から下の位置にある。それを上げるためには、経済成長率をある程度落とさなければならない。付加価値の低い産業は低コストで労働集約型の国へ移転する。世界経済が過度に中国に頼るのも禁物だ。G20(主要20カ国・地域)も、2018までの年経済成長率を2%以上の水準に維持することを約束している。先進国や、インド、ブラジルといった新興国も、世界経済の発展に貢献すべき。中国の重要性は言うまでもないが、中国の1国で世界を支えるのは望ましくない」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月20日
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