「世界ロボット大会2015」に注目 ロボット技術と「中国智造」が描く未来

「世界ロボット大会2015」に注目 ロボット技術と「中国智造」が描く未来。 ここ10年に渡り、ロボットについての議論が活発に行われている。ロボット技術は、「人類の生産と生活に影響を及ぼす4大技術の1つ」、「第三次産業革命をリードする技術の1つ」、「世界経済の仕組みを根本から変える影響力を持つ12の破壊的技術の1つ」、「2015年の世界10大技術の1つ」と言われている。先進国や新興国を含め、世界の多くの国々が、ロボットを国家戦略の重点として位置付けている。米国は「国家ロボットイニシアティブ」を発表し、ロボットを20世紀のインターネットと同様に重視する…

タグ: ロボット大会

発信時間: 2015-11-24 15:22:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

時を同じくして、中国のロボット輸入台数も急増している。国際ロボット連盟(IFR)のまとめによると、2000年当時わずか380台だった中国のロボット輸入台数は、2013年に3万6860台に増加。13年間で100倍に伸びている。2013年の世界産業用ロボット販売台数は約17万9000台、前年比12%増と過去最高を記録。うち、中国での販売台数は60%増の約3万7000台と世界一だった。世界のロボット市場全体に占める中国の割合は、2013年は5分の1だったが、2014年は4分の1に拡大。これは中国のロボット需要の大きさを反映しており、中国は世界最大のロボット消費国となっている。

中国のロボットメーカーで先駆けとなった瀋陽新松機器人自動化股フェン有限公司は、独自の成長を遂げる。同社は2009年に深セン証券取引所創業板に上場。時価総額は500億元に上り、中国のロボット・自動化分野のリーディング・カンパニーとなっている。

同時に、中国の産業用ロボットも国内シェアを拡大している。クリーン・真空ロボットについては海外技術の独占状態を打破し、大量の輸入製品に取って代わった。移動ロボット製品は多くの国際的な有名企業から重点調達対象とされ、特殊ロボットは国防分野で大量に使用されている。

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