モルガンスタンレー華キン証券の章俊・チーフエコノミストは取材に対し、生活性サービス業の発展を加速させることは、経済成長けん引役の転換を推進する重要な手段で、雇用の確保と国民生活の改善を図る上でも大きな役割を果たすと評価。「サービス業は労働力を吸収する能力が高い。需要の拡大にともない、生活性サービス業の供給不足が顕著になっている。このため、今後は大きな成長余地がある」と指摘した。
政策支援に関し、「指導意見」は財政・税制、金融、価格、土地政策といった面で支援を強化する方針を示した。特に資金調達へのサポートを手厚くし、「条件に適合する生活性サービス企業の株式上場や債券発行を支持する」としている。 二つの「指導意見」のほかに、発展改革委員会は関連政策・措置の策定を急いでいるという。重大プロジェクトを指定するなど、生活性サービス業の発展、新たな供給力の創出と成長けん引役の育成が加速する環境を整える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月24日