ロボットがパートナー 中国でスマート時代が到来

ロボットがパートナー 中国でスマート時代が到来。

タグ: 世界ロボット大会

発信時間: 2015-11-25 16:13:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

新松公司のブースでは、「小松」ロボットが観衆とハグするかのように両腕を開く。「小松」は案内ロボットとして銀行や企業にも導入され、「ロビーマネージャー」にも昇進しそうな勢いだ。

「クレジットカードはどう処理しますか?」案内ロボット「小松」は指示を受けると嬉々としてカードの処理フローを説明し、腹部のディスプレイに詳細を表示する。「小松」はほとんどの問題に対応できるが、答えられない場合は困った表情を浮かべ、担当スタッフに顧客を引き継ぐ。

会場には、「小松」のような品のあるロボットのほかにも、多くの優秀なロボットがいる。カワサキロボットのブースでは、4台のパレタイジング・ロボットが荷物の上げ下ろし作業を行っている。荷物の位置を測定し、掴み取り、所定の場所に据える。段ボール箱をロボットハンドで真空吸着し、流れ作業の生産ラインに整然と運ぶ。

重慶両江新区のブースでは、大きなロボットアームが力強く舞う。北京の浴室デザイナーである栗氏がブースの前で「この2年で中国のロボット産業は急成長した!」と語る。2004年当時のロボット産業はこれほど盛んではなく、栗氏は海外企業からロボットによる搬送システムを200万元で購入した。それはシンプルなシステムだったが、「今は良質なものが国内でたった27万元で買える」と話す。

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