李総理と16カ国の首脳は午後、第5回中国・中東欧諸国経済貿易フォーラムの開幕式に出席した。首脳の紹介はやや「冗長」に感じられたが、これが非常に広範な協力であることを示した。李総理は式辞の中で、「中国企業の中東欧諸国で実施した請負工事の売上は、欧州全体の40%を占めた。ベルグラードのドナウ川橋の竣工・開通は、中国が中東欧諸国で実施した初の重大プロジェクトの正式な竣工を象徴する。中国は今後、中東欧諸国と発展計画を結びつけ、ハンガリー〜セルビア鉄道という旗艦プロジェクトを全力推進し、年内着工、2年内の竣工を目指す」と述べた。
会場では短いが盛大な調印式が開かれた。李総理はハンガリー、セルビアの首相と、同鉄道の2つの協力文書(同鉄道のハンガリー側の開発・建設・融資協力協定、セルビア側の現代化改造・改築プロジェクト契約)の調印を見守った。これは李総理が式辞で言及した目標が実施に移されたことを意味する。
同鉄道は高速鉄道ではないが、16プラス1の協力の「旗艦プロジェクト」だ。その勢いは高速列車に比肩し、十分な原動力を持つ。
見所は当然ながら、16プラス1の会議そのものだ。大きな会場が数層の同心円状になり、最も平等な手段によりこの協力枠組みの互恵・ウィンウィンの実質を示した。