中国商務部の銭克明・部長は26日、経済・貿易分野で中国とアフリカ諸国の協力が急速に進展しているとの見解を示した。協力体制の改善が続き、次々と新たな協力モデルが創出されている。足元で中国企業がアフリカに投資・建設した経済・貿易パークは20カ所を超え、投資額は累計で約47億米ドル、生産高は約130億米ドルに上った。現地で2万6000人の雇用が生まれている。
「中国・アフリカ協力フォーラム」がけん引し、中国とアフリカ諸国の経済・貿易関係は躍進的な発展を成し遂げた。ここ6年間にわたり、中国はアフリカの最大貿易相手で、貿易額が2220億米ドルに上る。一方、中国企業にとって、アフリカは世界第2位の請負プロジェクト市場であり、新興投資先でもある。2014年末時点で、中国の対アフリカ直接投資残高は324億米ドルに達し、ここ15年間の年平均伸び率が30%を上回っている。
統計によると、中国企業がアフリカに設立した経済・貿易パークは20カ所を超え、入居企業は360社以上。エネルギー、鉱業、軽工業、建材、繊維、アパレル、機械、家電など多分野に及んでいる。投資額は累計で約47億米ドル、生産高は約130億米ドルに上った。現地で2万6000人の雇用が生まれている。