「2015世界ロボット大会金融フォーラム」が24日、北京国家会議センターで開かれた。今回のフォーラムは、中国科学技術協会、工業情報化部、北京市人民政府が主催し、シンクタンクの中国多層資本市場関係者50人フォーラムが運営した。
中国は現在、イノベーション主導の成長戦略を実施し、一般人の起業と大衆のイノベーション、「インターネット+」、「中国製造2025」を進めている。これが、ロボット新興市場の成長を促進し、世界最大のロボット市場の創造につながる見通しだ。今大会の重要な経済フォーラムとして、ロボット金融フォーラムは各界から広く注目を集め、中国人民政治協商会議全国委員会・元副主席の白立忱氏、国際ロボット研究基金会(IFRR)の会長を務めるウサマ・ハティブ氏も出席し、挨拶を行った。
今回のフォーラムでは「金融がロボット産業を助ける:マシンインテリジェンス+金融の力」をテーマとして、ロボット時代の金融と産業を結ぶ価値とルートについて話し合われた。出席した専門家は、ロボットが「製造業という王冠の天辺にある真珠」で、「インダストリー4.0」と「中国製造2025」の戦略ポイントとなり、スマート社会の科学技術イノベーションと産業の高度化の突破口になるとの見方を示した。技術革命と産業革命には常に資本支援があるため、ロボット革命にも金融の力による支えが必要と述べている。