中国広東省・東莞に本拠を置く華堅集団は労働集約型企業で、欧米企業向けにOEM(相手先ブランドによる製造)業務を行っている。中国で労働集約型産業の人件費が上昇するなか、エチオピアに生産拠点を移転し、現地の豊かの労働力を生かして事業を拡大。現地従業員の月給は500~1000元ほどで、中国企業の投資で3000人の雇用が創出され、大きな反響を呼んでいる。
ザンビアでは、中国有色集団が経済貿易合作区を整備。銅・コバルトの採掘・加工業務を手がけ、ザンビア産鉱物の付加価値を高めている。
銭部長によると、中国は今後もアフリカ諸国に対し、国家工業パークの発展を支援する方針だ。協力規模の拡大、質の向上に努め、アフリカの工業化に向けた取り組みに協力し、中国とアフリカの生産能力が融合する新たなプラットフォームを築き上げる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月26日