中国、「十三五」期の鉄道建設投資が2.8兆元超に

中国、「十三五」期の鉄道建設投資が2.8兆元超に。

タグ: 十三五鉄道投資

発信時間: 2015-11-27 15:39:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の「第13次5カ年計画」(十三五、2016~20年)期間の鉄道投資額は増加傾向が続く見通しだ。すでに策定が終わっている鉄道の「十三五」計画によると、期間中に新規建設される鉄道は総延長2万3000キロ、総投資は2兆8000億元を下回らない見込み。業界関係者によると、今後の建設計画は中西部鉄道と都市間鉄道が中心となる見込みだ。

「第12次5カ年計画」(十二五、2011~15年)期間中の鉄道投資額は右肩上がりに増加した。2011~14年にかけて、中国の鉄道固定資産投資は年を追うごとに増加。2011年は5800億元だったが、2014年は8000億元に増加し、年平均成長率は11.32%に上った。2015年の鉄道投資実行額はすでに8000億元に上っており、「十二五」期間中の累計投資額は3兆4700億元に達した。これは当初の計画の2兆8000億元を大きく上回り、2013年に調整した3兆3000億元の計画をも上回った。国務院は2015年の鉄道建設について、投資実行額は8000億元以上、新規建設8000キロ以上の目標達成を要求している。

地方政府の「十三五」計画も相次いで発表されているが、鉄道投資が依然として注目の的となっている。河北省は「十三五」計画期間中に、都市間鉄道と都市軌道交通の発展に注力する方針だ。京唐線、京衡線、石済線などの快速鉄道建設を加速するほか、通州-燕郊、亦庄-廊坊、房山-涿州、大興-固安のライトレール4路線の建設を計画している。河北省発展改革委員会は先ごろ、「都市間鉄道建設事業の加速に関する通知」を通達した。軌道交通を同省の「十三五」インフラ建設計画の重点課題と位置づけ、河北都市間鉄道発展基金を創設、建設運営モデルを刷新する計画を示した。

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