どんな問題を解決すべきなのか?
中国政府は最近、「供給側の改革」を提起した。それが世論や学会の議論を巻き起こしている。中国が直面しているのは需要不足の問題ではなく、供給側の問題である。これは今後の政策決定において、供給側の改革が行われる可能性があることを意味する。
李克強総理は、公共製品の増加と公共サービスの供給を、中国の持続的な経済成長エンジンの1つと見なしている。同氏は中国の潜在消費能力を高く評価している。中国は13億人の人口を抱え、3億人の中間層がいる。中国の都市化率はまだ50%を超えたばかりであり、先進国と比べればまだまだだ。これは中国経済に大きな成長余地を与えるものだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月28日