2008年7月 国務院が中国人民銀行の三定方案(主要職責、内部機構、人員編制の規定)を認可、新たにレートに関連した職責を担う「匯率司」を設立した。匯率司は、「人民元国際化のプロセスに基づき人民元オフショア市場を発展させる」などの職責を担う。
2009年7月 中国人民銀行など6部門が、クロスボーダー貿易人民元決算試行管理弁法を発表、クロスボーダー貿易人民元決算の試行が正式に始動。
2012年4月 香港上海銀行(HSBC)が英国ロンドンで初の人民元建て債券を発行。
2013年10月 第5回中英経済・財政・金融対話が北京で開催、中英両国が人民元と英ポンドの直接取引で合意した。
2014年3月 中国人民銀行が人民元の対ドル許容変動幅を、これまでの上下1.0%から2.0%に拡大、人民元相場の自由化に向けて重要な一歩を踏み出した。
2014年4月 上海と香港の株式市場相互乗り入れ制度が正式に始動。