2014年6月 人民元のグローバル決算ネットワークが徐々に構築される。6月18日、中国建設銀行が英国ロンドンの人民元取引の決済機関となる。19日には中国銀行がドイツ・フランクフルトの人民元取引の決済機関となる。
2014年7月 中国人民銀行が公告を発表し、ソウルにおける人民元決済銀行を中国交通銀行ソウル支店に指定することを決定、韓国の人民元オフショアセンター構築に向けた重要な一歩となった。
2014年9月 中国人民銀行の承認を得て、中国外貨取引センターが銀行間外国為替市場における人民元とユーロの直接取引を開始。
2014年10月 英財務省が銀行3行による人民元建て国債の発行を宣言。中国政府以外で人民元建ての国債を発行するのは英国が初めて。人民元は初めて英国の外貨準備に組み入れられた。
2014年12月 人民元がカナダドル・オーストラリアドルを抜き、世界第5の決済通貨となる。
2015年1月 中国が金融機関の銀行間外国為替市場参入の事前認可を撤廃。