アフリカ諸国が直面している最大の問題について、崔書文氏は「工業の近代化と農業の近代化」と指摘。「インフラ整備の遅れ、人材不足など課題を抱えているが、同じ道を歩んできた中国は豊富な経験を有し、多くの分野で手助けすることができる。協力の余地は非常に大きい。また、双方の協力には変化も訪れている。以前は貿易が中心だが、いまは投資・経営にシフトしている。昔は中国が援助することが多かったが、いまはアフリカ諸国の自力の発展を促すものがほとんどになった。協力は深みを増し、分野も広がりつつある。このため、今回の中国・アフリカ協力フォーラムサミットは歴史的な意味を持つ。中国・アフリカ協力関係の新たな時代を切り拓く」と解説した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月7日