日本メディアの報道によると、トヨタ自動車は先ごろ、2015年1~11月の世界自動車販売台数(ダイハツ工業と日野自動車を含む)が前年同期比1.0%減の920万7000台だったと発表した。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)を上回り、引き続き世界トップの座を守った。
排ガス規制に関する不正が報じられたVWは、2015年1~11月の世界販売台数が前年同期比1.7%減の909万5900台にとどまった。トヨタの世界販売台数は通年で1009万8000台に上る見込みの一方、VWは1000万台の大台突破が困難な状況だ。
トヨタは、中南米と欧州の販売台数が前年を下回るが、ガソリン価格の低下により米国での商用車販売が好調。日本での販売台数は、軽自動車税の増税による影響で小幅に減少した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月28日