上海の上海自由貿易試験区の建設が進み、上海ディズニーランド建設が決まったことで、浦東空港の旅客数が引き続き増加することが見込まれ、既存のインフラでは運用ニーズを満たせなくなっている。課題となるインフラ建設を加速させることは、中枢としての運用機能の強化と上海の航空中枢施設としての目的に適っている。
新しく建設されるサテライトの建築総面積は62.2万平方メートルで、目下、世界で最大規模の単体サテライトだ。サテライトには83本の各種ボーディングブリッジと86~125ヵ所の各タイプの駐機場が設けられ、将来的にも余裕をもった形で考慮されている。サテライトは一体型の中継センターで、国内便から国際便、国際便から国際便、国際便から国内便など各種乗り継ぎとチェックインを組み合わせた中心エリアとなっており、乗り継ぎする旅客にまとまったサービスを提供する。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年12月30日