中関村サイエンスパーク管理委員会とインキュベーター36氪などがこのほど、「中国起業イノベーション指数(以下、「双創指数」と略)」を発表した。同指数は、36氪、中国経済研究院、中国科学院大学ビッグデータマイニング・ナレッジマネジメント重点研究室が共同編さんしたもので、国内300都市における起業・イノベーションの現状をめぐる動態評価が行われた。
「双創指数」およびそのサブ指標によると、12月17日時点において、全国各地の起業・イノベーションブームをランク付けしたところ、全国トップに立ったのは北京で、第2位以下は順に、上海、深セン、広州、杭州、成都、重慶、蘇州、南京、厦門(アモイ)だった。
〇地方別特徴: O2Oが多い北京、ロボット好きは広東
ビッグデータによると、サービス業など第3次産業は、新たに登記・設立された企業の第一選択肢となっており、79.8%を占めた。科学研究・技術サービス業、情報送受信、ソフトウエア・ITサービス業など、知的要素に対する条件がかなり高い一方で、資金投入条件が低い業界が上位に顔を連ねた。