中国環境保護部は昨日、京津冀エリアの2015年通年のPM2.5の平均濃度が前年に比べ10.4%減少したと発表した。大気汚染対策の効果という。またこれに関連して、年の後半、11月15日から12月31日の間に北京の同濃度が前年同期に比べて75.9%悪化したため、通年の改善レベルを15.5%押し下げたとしている。
通年の濃度を地域別でみると、京津冀エリア、長三角、珠三角がそれぞれ前年に比べ、10.4%、11.7%、19.0%低下。そのうち北京では80.6マイクログラム/立方メートルと6.2%低下し、目標の5%以上の低下を達成した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月8日