現在、中国では物流の規格化が主に京津冀、長江デルタ、珠江デルタの一部都市で試行されている。パレットの規格化を切り口として、倉庫施設と運送施設の規格化を進める。試験参加企業の施設・設備規格化やサービス規範化の水準を向上し、商品準備効率は30%以上、積卸効率は50%以上、車両回転率は1倍以上に引き上げる一方、在庫回転コストは29%以上引き下げることが目標だ。
情報化の水準向上を通じた物流効率の引き上げとコストの引き下げも重要な措置となる。具体的には、“インターネット+流通”行動計画の実行で、伝統的な流通企業の情報化を加速し、電子商取引企業の取引、資金、情報の流れを融合する。流通情報化の応用水準を高め、スマート物流・配送システムの構築に着手し、スマート物流モデルの確立を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月13日